1 ターンテーブルにドーナツ盤を乗せると、たちまち夢見心地になる。 あれは、一九八五年のことだ。 レコードの回転数の切り替えが二段階になった、とてもシンプルなプレーヤーが僕の宝物だった。 まだ小学生の僕は、音楽の世界に愛や自由を発見し、瞳を輝…
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