北風に抱かれた季節。 ライブハウス「HIDEAWAY」の壁に掛かった時計の針が、テンポ良く進み、マスターであるトクさんへの僕の個人的な還暦祝いの夜が、もうすっかり夜明けの訪れを待つばかりの時刻に辿り着いていた。 数日前である誕生日当日。 僕はその日の…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。