愛
争いはもういらない。
この世界に愛と平和を。
誰だって、自分が間違っているなんて、きっと思わないものだろう。
そうだ。
皆正しい。
僕も君も、あの子もあの人も、それぞれに生きて、それぞれの人生の中での体験を通し、人生を築き上げている。
一人一人、出した答えは違っていて当然で、だけど僕ら人間は争う。
誰が正しいなんて、本当は初めからナンセンスなことじゃないかな。
だって、僕らは一つとして全く同じ人生はないのだから。
争いはもういらない。
世界を調和で満たそうよ。
互いを比べ合うなんて、意味のないこと。
それは何だか、チョコレートが好きかクリームが好きかを正しい間違いでジャッジしようとしているのに似てる。
それぞれの好みに価値の有無なんていらない。
それでも世界は子供の喧嘩を続けてるみたいだね。
それは決着の着かない泥仕合。
初めから答えなんてないんだよ。
それを裁き合うなんて、何だかとても虚しい。
喧嘩しそうになったら、一歩引いて、少し冷静になって、相手の気持ちになってみようか。
相手はどんな人生を生き、何を信じ大切にしているのだろうと、想像力を働かせてみる。
そうすればきっと、その人の立場での正しさの意味が、ほんの少し理解出来るかもしれない。
戦争なんてつまらないでしょ。
人間同士で傷つけ合うなんて悲し過ぎる話でしょ。
だから僕は、裁く心を手放したい。
分裂の幻想よ、解けろ。
地球はまん丸くて、クルクル愛は回るよ。
僕らに出来ることは、お互いの意思を認め合うこと。
あるがままの姿を受け入れ、愛し合おうよ。
そうすれば、僕らはもっと自由になれる。
全てが調和し始めるんだ。
この星から争いはなくなる日が来るだろう。
僕らがそれを望めば、必ず実現せさることの出来る希望の話。
どうか忘れないで。
裁くことから物事の解決は生まれないということを。
たとえどんなに自分が正しいと思えても、全ての人々にはそれぞれの正しさがある。
正しさを押し付けてしまったら、もうその正義に意味がなくなってしまうんだ。
いいかい。
自分が信じる美しさというものを心に秘めたまま、行動で愛は示されるべきもの。
その思いが本物ならば、きっと語らずとも愛の輝きは世界を照らし始めるものだろう。
誰を説得する必要もない。
心に愛があれば、世界は平和になるだろう。
それが、僕の見つけたこの世界の真理だよ。
争いの世界はもう終わった。
全ての人は太陽の下、平等に価値ある存在だ。
全ての命に優劣はない。
たった一つの命が欠けたって、この世界は未完成になってしまうよ。
神様がそう世界を作ったのだから。
光を恐れる者に愛を送ろう。
微笑みは、きっと世界を一つにする共通言語だよ。
裁く気持ちを手放そう。
僕らが愛の星に住みたいのなら。
それは今日から始められる。
労りの気持ちを持って、この世界の悲しみや痛みに向き合えば、きっとどんな試練も乗り越えられるさ。
人類に争いはもうない。
ほら、見てごらん。
生まれる前に、きっと叶えると約束した愛が、世界中に輝いている。