詩集

微笑み返し

「微笑み返し」 きっと世界は鏡を覗き込んだ自分自身の姿にちがいないだろう 今日の僕は微笑んでいるかなとたずねてみる 大切なのは僕ら一人一人の意識さ 心の中に愛を発見しなくちゃならない 鏡の中の僕の表情は愛をたたえているだろうか その答えがYESなら…

自由

「自由」 自由は許すこと 自由は執着を手放すこと 自由は期待を込めた結果を求めないこと 自由はそれらの全てから 自分自身が解き放たれること

ひとりごと

「ひとりごと」 街通りを歩きながら僕らがぶつかるもの全ては 自分の意識のひとりごと以外何ものでもない気がするよ 肯定するエネルギーは瞬時にイメージする次元の現実の中に生まれ 否定するエネルギーは現実の壁となって、行く手を塞ぎ制限を形にする さあ…

循環

「循環」 敵と味方の記号 ぼくらが勝手に心の中で線を引き 壁をつくって分け隔てた幻なのだろう 自らが否定したルール上を 生きる人々をも受け入れ自由を許すならば きっとやがて愛は循環し 敵も味方も全てが自分の一部であり 間違った存在など初めからいな…

Rock 'n' Roll

「壁」 現実の壁とは 僕らが思い込んでしまっている 意識の制限の象徴さ 壁をつくっているのは 他でもない僕ら自身なんだ 「人生」 自分自身が変われば問題ない 人生はただそれだけさ 「Rock 'n' Roll」 この世界のだれもが本当は 銃を向けることよりも 愛を…

怖れに愛を

怖れには愛を用意してやろう 怒りの裏側にはいつも怖れが眠っているよ その怖れの気持ちに気づき 優しくそっと手を差しのべてやろう

「歌」 争いに傷ついた魂にとって この世で唯一といっていいほどに 救いとなってくれる歌の慰めが必要なんだ 「悪魔」 悪魔はまるで神を否定することで 自らの存在の意味を確かめているようさ 愛の光が降り注ぐ世界では 自分の存在がかき消されてしまうような…

理解

「理解」 裁けば裁かれるのみだ 愛することでしか互いの理解は生めない 「それだけでいい」 愛をごらん それだけでいい 「光と影」 全ての不幸には幸福が用意されている 宇宙に散らばる光と影を 美しく謳い上げるまでの 魂が抱いた一瞬の錯覚が不幸なのだと…

優しさ

「優しさ」 他人を裁くことはたやすい だが、他人の言動の全てにも自分と同じように信念を築き上げてきた さまざまな人生の喜びと悲しみが存在していることに気づき 想像力を巡らせる優しさを持つには、とても忍耐強さが必要さ 「真実」 もしも何かに傷つい…

愛をごらん

強く想像したものは全て生み出される。 恐怖は恐怖を生み、憎しみは憎しみを生む。 それがきっとこの悲しみの世界にはびこる暴力の正体なのだろう。 君が心から平和を望むなら、愛をごらん。 僕等は意識したものを経験しているに過ぎない。

あの焼け野原の街が泣いてる

「あの焼け野原の街が泣いてる」 あの焼け野原の街が泣いてる。 汚染瓦礫受け入れという現代の被爆問題が押し迫っているよ。 あの焼け野原の街が泣いてる。 もう決して過ちは繰り返さないと誓ったはずなのに。 「無言のドーム」 幼い頃からずっと広島は平和…

LAST MEDICINE

孤独と背中合わせに 極限状態の中で人が神でい続けるなんて綺麗ごとだと君は笑うんだ。 それが君の人生への答えならば、僕は永遠に孤独と背中合わせにロックンロールを歌い続ける運命なのだろう。 五感の神秘 蝉の鳴き声も記憶の中へと消えた朝。 風に乗り運…