TODAY

311をコンセプトにしたアルバム「さらば資本主義」より TODAY Words & Music by Yoshinori Sugawara 黄昏 季節うつろい過ぎゆく 日常色褪せ あくせく 暮らしは人や愛や夢 傷つく平和かな すれ違う生き様 人を救う言葉が知りたい I Love You Wow 群衆まぎれ…

さらば資本主義

さらば資本主義 Words & Music by Yoshinori Sugawara 国会中継 臨時ニュース飛び込む 帰宅難民で溢れた新宿駅 安全神話 ボロ隠すワイドショー 歪んだ笑顔 コメンテーター この国で僕は与えられた豊かさ 疑うことなど知らず大人になった 季節は巡り オリン…

民衆の声はLOVE LOVE LOVE

脱原発への叫び! 共謀罪にNO! 民衆の声はLOVE LOVE LOVE Words & Music by Yoshinori Sugawara 皆 紫陽花革命って話を知ってるかい? 311 あの日以来毎日はすっかり変わってしまった 紫陽花革命の梅雨空 原発依存社会とMoney Come On Come On Come On Com…

タッチパネル

街角に佇み、タッチパネルを操作する人々。 しなやかな指先の動き一つで、様々な情報にアクセスしている。 ネットサーフィン。 オークション。 週末にヨーロピアンレストランでのディナーの予約。 ウエディングの日取りの相談。 友達から送られて来たメール…

ALL JAPAN

ALL JAPAN Words & Music by Yoshinori Sugawara All Japan 祈りに似たため息 All Japan 国家は麻痺していた 311 メディアは真実を伝えない Ah 列島よ ガレキの街に埋もれた夢 避難所に咲く花 風揺れ 涙落ちた大地 黄昏てゆく 西へ沈む夕日輝き All Japan …

疎開組

疎開組 Words & Music by Yoshinori Sugawara 北の国 親子 疎開組 あの事故あったせい 尾道へ越した この国は戦中にあり 夏祭りにも 冬の粉雪にも 人は想い出すだろう 忘れえぬ笑顔を あの幸せ Ah 疎開組幸あれ 村八分 風の噂を聞く Wow Oh Oh Oh Oh Ah 無…

祝福

節分を過ぎれば、またあの日の記憶が心の底から甦って来るようだった。 311がまたやって来る。 あの日から、もう六年もの歳月の経過を迎えようとしていた。 東京五輪。 お祭り騒ぎの日常。 人の幸せって何なのでしょうか。 僕は自分の歌だけを頼りに生きて来…

フレンチトースト

フレンチトースト Words & Music by Yoshinori Sugawara 目覚めのフレンチトースト マスター 背伸びをし頬張る カフェは開店前の朝 ママさん パンをこね こんがり オーブントースターで カフェテラスに花 涙と笑いよ 人生に乾杯 晴れのち曇りさ どしゃ降り…

素晴らしき人生を

素晴らしき人生を Words & Music by Yoshinori Sugawara 人生はなんのためにあるというのだろう 立派な人になるように育てられ 幸せは人それぞれ違っているのに 学歴を積み 会社に勤める 日本という国 戦後豊かさ求めて 皆幸せになれると信じた 世界有数の…

MISTY

MISTY Words & Music by Yoshinori Sugawara 未来はMisty Yeah 時代は激動して 視界はMisty Yeah 俺達何処へゆくの 愛する君の笑顔を守るために ひたすらに生きて情熱伝えてゆこう 狂った日常 人の心 満たされることなくて 不調和な社会に 声を枯らしては …

午前0時のMOONLIGHT

午前0時のMOONLIGHT Words & Music by Yoshinori Sugawara 怪しげに空浮かぶ満月 摩天楼見降ろし笑ってる 夜間飛行出掛けよう Jazzyなリズムで 魔法を掛けましょう 今夜のOne Night Show 世界をひとっ飛び Moonlight照らすよ この街 幾千の夢屑散りばめ輝く…

ニセモノ

もう誰も、立ち上がり世の中と闘わなくなったというのですか。 毎日はとても平和そうに見えるのに、僕の心は泣いているのです。 もう誰も不条理に声を挙げなくなったというのですか。 声のしない歌を作る意味などないと、僕の心が嘆いているのです。 世の中…

AFTERNOON LIVE

AFTERNOON LIVE Words & Music by Yoshinori Sugawara 土曜日の昼下がり 陽だまり 飼い猫 お昼寝 ランチタイム終えた頃 きららカフェ 扉を開ける カフェテラス 花が咲き 枝先 小鳥憩う Ah お天道様 今日も歌うよ 心愛ある限り Afternoon Live フレンチトー…

RICH

新年明けましておめでとうございます。 本年も当ブログ“シュールにROCK決めこんで”を宜しくお願い致します。 今日の日本社会は、ある種のどん底にあるように感じています。 倫理観の崩壊は、パラダイムシフトには付き物なのだと思いますが、何をもって新たに…

1%

1% いよいよ二〇一六年が終わろうとしています。 いつも当ブログへ訪問して下さる皆様有難うございます。 皆様にとって、今年はどんな一年になったでしょうか。 もしもこのブログが何かの助けに少しでもなっていたとしたら、僕にとってこんなに嬉しいことは…

愛 Words & Music by Yoshinori Sugawara 愛 ビルの隙間 日が沈む 愛 群衆まぎれ物思い 枯れ葉舞う 街路樹の長い影 愛 答えてよ 暮らしに風 冷たく吹く ジャケットの襟 寒さしのぎ これは愛だろうか 日常に埋もれる歌 転がりつづける人生 這い上がることは…

企業戦士

企業戦士 Words & Music by Yoshinori Sugawara 内線のベルが鳴って 上司にどやせれるオフィス デスク 書類 山掻き分け 企業戦士 出世頭 将来の夢 保証書付きの幸せ求め 働くサラリーマン 高卒 大卒 中退 それぞれレールひた走る 一流商社は高値と女達は飛…

COCKPIT

COCKPIT Words & Music by Yoshinori Sugawara Midnight Tokyo City 巨大生物 蠢く欲望 呑み込み膨れ上がる街 旅客機みたい 運命共同体 文明が狂い 明日を探し暮らしてる 突然 操縦不能のサイレン鳴り響いた バブル崩壊の青ざめた前夜 経済大国に育ち 覚え…

新宿駅構内のルール

新宿駅構内のルール Words & Music by Yoshinori Sugawara 新宿駅構内 黒人青年 ドラッグの密売 ポリボックス連行 金だけが頼りの柵の街 家出した少女の孤独な瞳 愛を差し伸べる手もない 踏み外したら崖を転がる 這い上がれずに サイレンが鳴り響く 二十四…

東洋人

東洋人 Words & Music by Yoshinori Sugawara しゃかりきになって働く東洋人 ナンバーワンに追い着き 追い越せ しゃかりきになって働く毎日 電車揺られ 東へ西へ 星を見上げ なにを想うの 家族のため 身を粉にして 夢はどでかく 大志を抱けと 少年の日 聞か…

DEAR FRIEND

DEAR FRIEND Words & Music by Yoshinori Sugawara 君は今も忙しない毎日に追われているのかな 仕事の方は上手くいってるかな 離れ離れ 電話も途切れていった それぞれの日々に 胸にしまったあの日 今想い馳せ 寂しがらないで 日常にすれ違う心を救いたいな…

国会議事堂では

国会議事堂では Words & Music by Yoshinori Sugawara 国会議事堂ではこの国の問題を 誰かが難しそうな顔で語って 警視庁では汚職事件のトラブル起き ずさんな医療ミスが命を奪った どうなって ゆくのか この国の秩序 今 心が 壊れてゆくよ Han Han Han 置…

フラクタルの暗号

隣人を如何に愛するのか。 そんな永遠のテーマに人は生かされていた。 毎日は他人からの承認欲求の嵐だった。 僕自身、周囲の視線に酷く脅えることもあった。 何故、人は自分の価値を他者からの評価に委ね生きるのだろうか。 とても移ろい易い他人の気持ちに…

DARK BLUEのシルエット

路面電車内には、地方都市で働く背広姿のサラリーマンやOLに買い物帰りの主婦等の姿が目立っていた。 時刻は午後六時辺りのことだ。 夜の帳にすっかり呑み込まれた、岡山の街並み。 僕の暮らす街からは、庭先感覚で出向くことの出来る桃太郎の街だ。ヘッドラ…

ワイマールの遺伝子

幾つもの運命の糸が、無限の可能性の中で絡み合い、愛憎劇を織り成してゆく。 僕らは、一体何処へ漂流しようとしていたのだろう。 ヒトラーという名の、昔ドイツに生まれた独裁者の素顔が知りたいと思った。 彼は芸術家的感性すら持ち合わせ、心霊術にさえ長…

子羊の悲鳴

毎日のように、リオ五輪のニュースに沸く街は、もう四年後の東京五輪に向け、意気揚々としていたけれど、何かが狂ったままの暮らしの訳を問い質す声は、聞こえて来ない。 大切なことって、いつも少数派の意見だし、小さなその叫び声は街に埋もれてしまう。 …

JAPANESE PARADISE

梅雨が明けてから毎日は流れ続け、夏はもうすっかり真っ盛りを迎えていた七月下旬。 僕は、ギブソンJ-45を持参して、きららカフェを訪れていた。 月日は、余りに足早に過ぎゆく。 うっかりすると、何か大切なことを何処かに置き去りにしたまま、日常のリズム…

働き蟻

消費増税が先送りとなった、梅雨の季節。 もう、あの事故から五年の歳月が流れ去っていた。 僕らは、働き蟻の如く、雨の日も風の日も、長き冬を越す為に労働を続けている。 アベノミクスの経済効果は、国全体にどう影響して来たのだろう。 実感を伴わないと…

スケール

どの世界でも下積み時期は、苦行みたいなものだろうか。 僕の場合だと、ソングライティングと歌うこと。 曲を作ることも歌うことも、本当に第三者に届く形になるまでには、試行錯誤の連続だと思うし、今もそうだ。 ソングライティングに懸ける情熱の温度は、…

一月の行方

初めて地球が丸いと聞いた人々の驚きは、一体どれ程のものだったのだろう? そして、二〇一六年初頭の日本社会が抱えていた安全神話という社会的洗脳からの脱却というテーマは、まさに地球は実は丸かったと聞かされた時の違和感と同じようなものだったのでは…